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ピックガードの装着 [SONEX再生計画]


SONEXの場合、電装はストラトキャスターのようにアッセンブリーでピックガードに乗っかっているので、ボディーへの搭載はとても簡単です。

とはいうものの、

すでに弦を張ってあるギターの場合、話はそう単純ではありません。

私はじゃま臭がりなので、弦を緩めてブリッジのほうを外してしまいます。
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弦を外したり巻き直すのをなんとも思わない人は、もちろん外して作業してください。

それから、ピックガードを所定の位置に配置するわけですが、ボディーキャビティーの中に配線一式をうまく格納するのは地味に面倒です。
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特にこのボディーのように1980年モデルは弁当箱ザクリではないので、余計に面倒です。

配線を噛んでいないか手の感触で調べています。
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しかし、ピックガードそのものがヨレヨレなので、なんだか良く分かりませんね。

全部、収まったところで、ピックガードを一度取り出して、ポットのナットを締めて固定します。
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最後にアース線を弦アース用のリグにハンダ付けして・・・
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あとはネジ止め、といきたいところで、ピックガードが熱でかなり縮んでいる事実が発覚。
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もはや、キャビティーが隠れていませんね。
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こちらもちょっと変形しているようです。
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こちらは引っ張られてひびが入っています。
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ピックガードはプラ板から自作もできますが、オリジナルがこれでは型を起こすことができません。ちなみにアメリカ本国では今でもアフターマーケットパーツとしてSONEX用のピックガードを販売しています。

結局、ねじ穴そのものは合っているので、そのままネジ止めしました。

縮んでしまったピックガードはこのギターの歴史ですから、これでいいのだ。




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配線開始! [SONEX再生計画]


本プロジェクトもいよいよ終盤。配線に取り掛かります。

まずはパーツ類を仮配置。ほとんどがもともと付いていたものの再生品か他ギター(レジェンドST)から外したものです。
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フロントのボリュームコントロールポットだけは新品です。国産良品ギターファクトリーさんのもので、昨年帰国した際、修理用に買っておきました。

私のやり方では、配線はピックアップ側から攻めていきます。これは音の流れ方そのものなので、配線図が無くても直感的に分かる方法です。

はじめにピックアップのリード線をタップ用のミニトグルスイッチに接続しました。
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タップはピックアップごとに独立です。

実はここですでに問題が発生しているんです。
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音を出すまで分からなかったんですが・・・・

次にミニトグルからボリュームポットへ接続。
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ワイヤーは当時もののアメリカ製無線機から回収したオールドパーツです。身近で使えそうなものを使ったというだけの話です。

お次はボリュームポットからピックアップ切り替えスイッチへ。さらにアウトプットジャックへと接続してゴールに到達!
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これでもう音は出るはずですね!

早速アンプに繋いでみます。ピックガードごとひっくり返して弦を弾いて・・・
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よしっ、音出しOK!

最後にボリュームコントロールポットからトーンコントロールポットに配線して、アースを廻してできあがり!
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コンデンサーはSONEXの純正品です。

これにて配線は終了しました。
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と、ならないのが、このブログ。

この先、結構、こじれます。

もう、やることが素人なんだから・・・


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ピックアップの搭載 [SONEX再生計画]


ピックガードは熱でヨレヨレになったオリジナルしかありませんので、それを再利用します。

SONEXのピックガードはそうでなくとも、ほとんどがヨレヨレしています。
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ピックアップリングは新品のものが手許にありました。

さすが元カスタムギターだけあって、裏には銅箔がちゃんと貼ってありますね。
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リングはレスポール(アーチドトップ)用です。
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SONEXはフラットトップなので加工しないと使えません。

紙やすりの上でシコシコして平らに加工しました。
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SONEXのリングはボディー直付けではないので相当薄くなるまで削っても大丈夫です。

これで乱暴に加工されたピックガードの拡張痕も隠れます。
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どうせ見えないんですが、こういうボロ隠しは、本当はあまり好きではありません。

豆腐ピックアップを装着。
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うまく付きました。
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ただし、ピックアップの高さに合わせてリングをもう一度削る必要があるかもしれませんね。すべて現場合わせ、トライアンドエラーでぼちぼちやってますんで。





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お豆腐ピックアップ [SONEX再生計画]


もともとこのSONEXに搭載されていたカービンのピックアップは火災の後も微かに音が出ていました。これはこれで凄いことだと思います。

しかし、汚れと臭い、そして、べたつきが激しかったので、勉強のために分解観察してから廃棄しました。夢中でやったので写真撮るのを忘れてしまいました。おそらく皆さんはそちらのほうがよほど関心があるかと思います。

で、今回、修復に使うピックアップは、将来は純正品に戻すという前提で、レジェンドHSHストラトについていたフルカバードのハムバッカーです。

ピックガードから露出していたところだけ日焼けしてクリーム色になっているので、なにやら、おいしそうです。
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豆腐のような、チーズケーキのような??

ストラト搭載時にカバーが外れてしまうので、ホットグルーで固めたのは私です。
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フロントとリアではリード線が異なるため、まず、コイル構成を考えてみました。リード線間の抵抗値をそれぞれ計ると簡単に分かります。

こちらはフロントピックアップです。
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想定されるコイル構成は比較的シンプルです。
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しかし、コイル単体の抵抗値がかなり違うので、どちらのコイルをシングルに使用するか迷いますね。

リヤはちょっと複雑かな。網線とは別の凄く短いのが黒です。
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青を緑と考えるとダンカンのハムと同じになるのかなあ。

コイルの関係は分かりましたが、極性まで調べなかったので、後々面倒なことになります(大汗)。
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極性はポールに金属を近づけたり遠ざけたりすると一瞬起電するので、テスターでどちらに振れるかを見れば分かるんですけど・・・

しかし、正体不明のハムバッカーピックアップは困りますね。リード線がメーカーで統一した配色になっていないからです。

次回から、これらの結果を元に、配線を行いますので。いよいよ最終章です!


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ピックアップセレクターのメンテ [SONEX再生計画]


SONEXの純正ピックアップセレクターは横長タイプのトグルスイッチです。
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(これは1982年から韓国製のカバードタイプに代わります。)

修復中のギターに付いていたのは純正品ではありません。
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一見、昔の国産レスポール用みたいだけど、ネジのピッチがインチです。やはり米国製なのかなあ?
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まだ、パチン、パチンという切り替え感がはっきりしているので、これも再生することにしました。

完全に分解しました。
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似たようなパーツが多いので作業中のディジタル画像を撮りながら作業を行いました。そうすれば組み立てで間違うことはなくなります。便利な世の中になったものです。

分解して板バネの接点を磨いて組み直しました。その際、例のネバダルを使ってみました。
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この画像では片方だけ磨いたところで撮影したのですが、どちらを磨いたのか分からなくなってしまいました。(左かなあ??)

出来上がってみると、はじめとなんら変わらない仕上がり?
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しかし、切り替え時の感触がかなり変わってしまいました(ぐにゅぐにゅした感じ)。ビスを緩めてベーク板とその心棒になっているビニールチューブで微調整。
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無事にカチカチ感が戻りました。

最後にテスターで通電チェックして完成です。

ただし、これもミニトグルと同じで、実際に回路に入れてみないと使えるかどうか分かりません。



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タップスイッチ [SONEX再生計画]


オリジナルのSONEX CUSTOM/STANDARDにはアウトプットジャックの脇にタップ用のミニトグルスイッチが1個付いています。

それは国産のサトーパーツ製で、残念ながら機械的な耐久性に問題があり、中古SONEXではすでに交換されている場合が多々あります。
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今回修復中のSONEXはというと、入手時点ですでにミニトグルが増設されており、ピックアップごとのタップ+フェイズ切り替えで合計3個になっていました。

使われていたのは3個とも同じで、米国C&K社の#7201という定番のものです。見かけは国産品と殆ど変わりません。

これを日本で買うと1個1000円以上もするので、試しに再生してみます。
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ミニトグルスイッチは一般的に過熱厳禁(半田付けは2回まで)です。こんな火災に遭ったパーツをリサイクルするなど言語道断ですね。

といいつつ、長時間熱を加えないように注意しながら古い配線を外しました。
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こういうときダイソーのオモチャ万力がそれなりの仕事をします。

3個ともパチパチ切り替わり、動作には問題がないようです。
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自分の技術レベルを冷静に判断し、スイッチ本体の分解は断念しました。無水アルコールをレバーの隙間から注入して汚れを洗い流して、さらにカチカチやって接点を回復させました(ほんとに効果あるの?)。
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テスターで調べると電気的には問題なくON-OFFしています(ちなみにこのスイッチはON-ONタイプです)。

しかし、楽器パーツとして使えるかどうかは別の話です。

こればかりは実際に回路に組み込んでアンプに繋げてみないとわかりません。



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アートなSONEX [厳選いじり例]



SONEX研究のために、ほぼ毎日のようにEbayをウォッチしています。

最近ですと、数は結構出ていますが、いつも同じ顔ぶれ(売れ残り)の古ギターばかりです。

そして、ほとんど日本からの出品、しかも、バカ高い。

でもね、時々、ほんと時々だけど、出るんです!

オイラ好みのヤバイやつが。

これを書いている直前にオークションが終了したSONEXをご覧ください。

ジャンクとして出品された抜け殻ギターです。あれっ、塗装がなんか変??
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じゃじゃじゃっ! バックがとんでもないことになっています。
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これがホントのオーマイガーです。
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SONEXにはなぜかこういうアートギターが多いです(私は写真集が出せるほどたくさんのアートSONEXの画像を所有していますが、著作権の問題があるので自分でこっそり楽しんでいます)。

この個体はちゃんと落札されたようですよ。

さすがカスタムの本場アメリカだと思います。

日本じゃ、この手のギターはゴミ扱いですから・・・・・



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弦アースの裏技 [SONEX再生計画]


このギターの弦アース線は切れていました。

キャビティー内にその穴だけが残っています(黄色の矢印)。
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そこでタップネジでアンカーから直接アースを取る作戦です。
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硬いものに当たるまでネジを締めこんで・・・
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はいっ!アンカーに当たりました。
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これだけにしてしておけば良かった・・・・ここから、余計なことをして、オヤジさん最終的に失敗しております。

別のタップネジをちょうどいい長さに切断しました(下)。
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接続端子を入れて締めこんで、通電チェック。
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ばっちり、アースが取れております。

こういう具合になりました。
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ここまで良かったのですが・・・・・




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べっ甲ピックの製作・・・続き [オーガニックピック]


あれっ?べっ甲ピックが出来上がっている!?
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先週末は熱帯低気圧(台風5号になる前)の影響で外に出れなかったので、家に閉じこもって黙々と磨きました。

どんな感じか見てみましょう。すべて1点ものですので。
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仕上げに関して言うと、もう少しツルピカに磨けるのですが、これはべっ甲細工ではありません。

スティール弦のギターを弾くためのピックであると考えて、実際に試奏しながら、気に入った弾き心地になっているところで妥協しました。

まあ、残った傷や汚れが天然素材の証でもありますし、これはこれで良しとしました。

実は私は普段使いのピックはほとんどが自作オーガニックピックです。
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いろいろな形のものはアオウミガメの試作ピック、5角形のものと小さなティアドロップはべっ甲です。

なにせこちらにはピックを売っているところがありません。

なので、以前はこんなものでも作っていました。
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銀行のキャッシュカード。これは定番ですね。


で、今回、再確認したこと。本べっ甲のピックはものすごくいい!

なんかギターのフレーズが急に大人っぽく聞こえたりして・・・

って、オイラはほんものの爺さんですけどね。近頃、耳に聴こえる範囲が少し狭くなってきたと感じます。



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べっ甲ピックの製作 [オーガニックピック]


海の日の連休ということもあり、今日はSONEX修復ネタはお休みして、海の恵み、ウミガメの甲羅でピックを作ってみましょう。

使用する材料は、5年近く前に海岸で拾ってきたタイマイの鱗甲です。

雛型にはフェンダーのおにぎりピックを使いました。

まず、極力無駄が出ないように型を取ります。
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今回は4枚作ることにしました。鱗甲板はテーパーになっており、この画像では右が厚く、左に向かって薄くなっていきます。なので、同じ形でも厚みの違うピックができるという寸法です。

べっ甲そのものはそんなに硬くないので、大抵の刃物で切れます。私は金ノコの刃でまず大きな部分を切断。
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左側の切片からピックに加工していきます。
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細かい切断にはドレメルを使いました。
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2スピードの旧式で大変安いものでしたが、大活躍です。

試しに一枚切り出してみました。
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「ぶち」というよりは「黒」ですが、ご覧のとおり光にかざすとちゃんとべっ甲模様が現れます。
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残りも切り離して
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大まかに形成しました。
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あとは紙やすりでピックとして使えるように形と厚さを整えていきます。

さらに研磨して最後はツヤツヤにするわけですが、これは時間があるときにぼちぼちやっていきたいと思います(きっとやらないよ)。

完成したらアップしますので、お楽しみに。







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