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お豆腐ピックアップ [SONEX再生計画]


もともとこのSONEXに搭載されていたカービンのピックアップは火災の後も微かに音が出ていました。これはこれで凄いことだと思います。

しかし、汚れと臭い、そして、べたつきが激しかったので、勉強のために分解観察してから廃棄しました。夢中でやったので写真撮るのを忘れてしまいました。おそらく皆さんはそちらのほうがよほど関心があるかと思います。

で、今回、修復に使うピックアップは、将来は純正品に戻すという前提で、レジェンドHSHストラトについていたフルカバードのハムバッカーです。

ピックガードから露出していたところだけ日焼けしてクリーム色になっているので、なにやら、おいしそうです。
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豆腐のような、チーズケーキのような??

ストラト搭載時にカバーが外れてしまうので、ホットグルーで固めたのは私です。
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フロントとリアではリード線が異なるため、まず、コイル構成を考えてみました。リード線間の抵抗値をそれぞれ計ると簡単に分かります。

こちらはフロントピックアップです。
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想定されるコイル構成は比較的シンプルです。
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しかし、コイル単体の抵抗値がかなり違うので、どちらのコイルをシングルに使用するか迷いますね。

リヤはちょっと複雑かな。網線とは別の凄く短いのが黒です。
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青を緑と考えるとダンカンのハムと同じになるのかなあ。

コイルの関係は分かりましたが、極性まで調べなかったので、後々面倒なことになります(大汗)。
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極性はポールに金属を近づけたり遠ざけたりすると一瞬起電するので、テスターでどちらに振れるかを見れば分かるんですけど・・・

しかし、正体不明のハムバッカーピックアップは困りますね。リード線がメーカーで統一した配色になっていないからです。

次回から、これらの結果を元に、配線を行いますので。いよいよ最終章です!


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ピックアップセレクターのメンテ [SONEX再生計画]


SONEXの純正ピックアップセレクターは横長タイプのトグルスイッチです。
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(これは1982年から韓国製のカバードタイプに代わります。)

修復中のギターに付いていたのは純正品ではありません。
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一見、昔の国産レスポール用みたいだけど、ネジのピッチがインチです。やはり米国製なのかなあ?
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まだ、パチン、パチンという切り替え感がはっきりしているので、これも再生することにしました。

完全に分解しました。
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似たようなパーツが多いので作業中のディジタル画像を撮りながら作業を行いました。そうすれば組み立てで間違うことはなくなります。便利な世の中になったものです。

分解して板バネの接点を磨いて組み直しました。その際、例のネバダルを使ってみました。
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この画像では片方だけ磨いたところで撮影したのですが、どちらを磨いたのか分からなくなってしまいました。(左かなあ??)

出来上がってみると、はじめとなんら変わらない仕上がり?
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しかし、切り替え時の感触がかなり変わってしまいました(ぐにゅぐにゅした感じ)。ビスを緩めてベーク板とその心棒になっているビニールチューブで微調整。
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無事にカチカチ感が戻りました。

最後にテスターで通電チェックして完成です。

ただし、これもミニトグルと同じで、実際に回路に入れてみないと使えるかどうか分かりません。



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タップスイッチ [SONEX再生計画]


オリジナルのSONEX CUSTOM/STANDARDにはアウトプットジャックの脇にタップ用のミニトグルスイッチが1個付いています。

それは国産のサトーパーツ製で、残念ながら機械的な耐久性に問題があり、中古SONEXではすでに交換されている場合が多々あります。
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今回修復中のSONEXはというと、入手時点ですでにミニトグルが増設されており、ピックアップごとのタップ+フェイズ切り替えで合計3個になっていました。

使われていたのは3個とも同じで、米国C&K社の#7201という定番のものです。見かけは国産品と殆ど変わりません。

これを日本で買うと1個1000円以上もするので、試しに再生してみます。
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ミニトグルスイッチは一般的に過熱厳禁(半田付けは2回まで)です。こんな火災に遭ったパーツをリサイクルするなど言語道断ですね。

といいつつ、長時間熱を加えないように注意しながら古い配線を外しました。
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こういうときダイソーのオモチャ万力がそれなりの仕事をします。

3個ともパチパチ切り替わり、動作には問題がないようです。
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自分の技術レベルを冷静に判断し、スイッチ本体の分解は断念しました。無水アルコールをレバーの隙間から注入して汚れを洗い流して、さらにカチカチやって接点を回復させました(ほんとに効果あるの?)。
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テスターで調べると電気的には問題なくON-OFFしています(ちなみにこのスイッチはON-ONタイプです)。

しかし、楽器パーツとして使えるかどうかは別の話です。

こればかりは実際に回路に組み込んでアンプに繋げてみないとわかりません。



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弦アースの裏技 [SONEX再生計画]


このギターの弦アース線は切れていました。

キャビティー内にその穴だけが残っています(黄色の矢印)。
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そこでタップネジでアンカーから直接アースを取る作戦です。
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硬いものに当たるまでネジを締めこんで・・・
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はいっ!アンカーに当たりました。
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これだけにしてしておけば良かった・・・・ここから、余計なことをして、オヤジさん最終的に失敗しております。

別のタップネジをちょうどいい長さに切断しました(下)。
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接続端子を入れて締めこんで、通電チェック。
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ばっちり、アースが取れております。

こういう具合になりました。
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ここまで良かったのですが・・・・・




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音出し実験 [SONEX再生計画]


エレキギターに弦を張ったら、やはり、音のほうも聴いてみたくなりますよね。しかし、このギターの主だった電装パーツはすでに廃棄してしまいました。

というわけで、手持ちのピックアップを仮設してみました。
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ほんとに実験だけなので、テープでペタペタ貼り付けただけ。
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ワニぐちコードでシールドに接続して・・・この時、直に噛ますのは難しいのでジャックを使います。
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弾いてみたらば・・・・
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それより、私の手、こうやってみるととても日本人とは思えない色です(笑)。

うーん、SONEX恐るべし。ゾンビのようなギターです。
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この状態でちゃんと鳴っています。しかも、かなりまともな音です。


次回からいよいよ最終段階。電装の復元作業に入ります!!



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弦を張ってみた [SONEX再生計画]


私のSONEXは4年半ぶりにネックが付き、弦を張れるまでに復活しました!
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ただし、センター出しの前なのでネックは仮止めです。

ハードウェアも準備完了!
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弦はネック調整と張力テスト用なので、普段は使わないヘビーボトムのアニーボールをチョイス。
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もちろん特売品(ばったもん)です。

センターを出してネックの本締め完了。
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ピックアップがまだセットされていないので、ギター全体のバランスでネック位置を決めました。

やはり弦があるとギターらしさ倍増ですね。
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これからしばらく放置してネックのあばれをチェックします。
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これは特に難しい話ではなく、毎日チューニングして、ちょこっと弾いて、を繰り返すだけです。

しかし、今は言及を避けますが、生音がSONEXではない。やはり・・・・だめか?




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ハードウェア取り付け準備 [SONEX再生計画]


テールピースのスタッドアンカーの抜き方というのは当ブログの人気記事でして、とても多くの方にアクセスしていただいてます(感謝)。

ところが今回はアンカーを抜くのを断念しました。

なぜなら、当地にミリ規格のボルトを売っていないからです。SONEXはギブソン社製と言いつつ、金属パーツは日本製なんですよね。アンカーボルトそのものでも工夫をすれば抜けると思いますが、なにせSONEXは樹脂製ボディーでさらに火災に遭っているということで、無理に抜くと何が起こるかわからないので危険は冒しません。

というわけでスタッドアンカーはそのまま使います。


例によって穴の内側の汚れを落とします。汚れ=臭いですので。
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ブリッジ高調整のサムナットもかなり錆びています。特に片面に集中して黒サビが出ています。
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これは被災する前からだったかなあ。

こちらのカー用品店では普通にネバーダルを売っています。これ一度使ってみたかったんです(安いものですが、ちょっとでかくて買うのに躊躇していました)。
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結論として、これはクロームめっきの艶出しにしか使えませんね。
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確かにNEVR-DULL(NEVERではありません)というのは、「決して曇らない」とかそういう意味で、サビを落とすという効果では微妙な商品です。「removes rust」って書いてあるんだけど・・・




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ネックの取り付け [SONEX再生計画]


ネックの調整が一段落したので、クリーニングが先に終わっているボディーと合体です。

このCUSTOMはネック装着前に塗装がされているタイプですね。
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後年、SONEXはコストダウンのためにネック装着後に塗装が行われました。

このギターを組み立てたのはJohnさん?
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なんだかんだ言っても、SONEXは本当にMADE IN USAだったんですね。

ネックジョイントスクリューはきれいなもんです。
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さびもなければ頭のササクレもなし。ボルトオンだからといって意味もなくネックを外したりしないでくださいね。素人が外していないかマニアはここを重点的に見ています(笑)

ネック本体のハードメイプルが乾燥しきっているためか、非常にネジが硬いです。
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均等にスクリューを締めていく作業は慎重に。
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言うまでもありませんが、対角線上のネジで締めていきます。

このものすごい隙間はもともと・・・だよね?
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ぴったりしていないことが、時にありがたいこともあります。
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特に今回みたいに、あちこち縮んだり伸びたりした時に。

まだ、最後の締め込み前です。が、どうにか面と面で合体できました。
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ネックがボディーとまったく合っていないように見えるのは、ご愛嬌。もともとこんなですから。

この細いネックは重たいSONEXのボディーを支えるのにはちょっと強度不足です。こんなにベンドしたかなあ。もう他のSONEXのCUSTOM80がないから比較できなくなってしまいました。













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トラスロッドカバー [SONEX再生計画]


幸いなことにネックにはそれほど反りはありませんのでトラスロッドを廻す必要はありません。

それより下手にいじることによる指板の剥離や本体(3ピースです)の爆裂のリスクのほうが大きいと思います。

なのでロッドはカバーで封印してしまいます。

中は真っ黒けです。塗装をしたわけではなく、煤のようなもので汚れているのだと思います。でもいくら拭いても落すことはできません。
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そのトラスロッドカバーはもうよれよれ、シュリンク状態です。
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純正品をパーツ単体で買うのは困難、もしあったとしてもバカ高いので、このまま取り付けてしまうことにしました。

このギターの訳あり感がこういうところでなにげなく・・・・
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いいねっ!


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ペグの装着 [SONEX再生計画]



ペグはSONEXのオリジナルをそのまま使います。可もなく不可もなくといったもので評判は悪くないです。ロゴはありませんが、あの国産メーカー製ではないかと噂されています。
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本来の精度はもう出せないかもしれませんが、とりあえずチューニングはできそうです。

ペグは油漬けで保存してありました。
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ところが、もう随分時間が経ったのに、まだ、火災の臭いがどこかに残っています。

こういうカプラーの内側とか見えないところに、まだヤニか何かがこびりついているんです。
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黄色の汚れが付いてくるところは臭うので丁寧に拭き取らなければなりません。

こちらで潤滑油といえばWD-40です。最新式のものはフレキタイプのストローノズル付です。
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折畳むと普通のスプレーノズルになります。
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これは素直にすごい。CRC-556のようにストローをいちいち差し込む必要はありません。

で、ペグ装着用のモクネジも油に漬けておくと油が黄色くなります。ここにも臭いの元が・・・・
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先日、チコちゃんが言っていたようにプラスネジの頭には本当に汚れが溜まるんです!


ペグの取り付けそのものは特にここで説明することはありません。
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元穴をそのまま使って装着するだけです。

ただ、SONEXはペグの向きがもともといい加減なので、なるべく6個が揃って平行になるように、ここで微調整をしています。
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その時、ボタンをこの向きにするとレベルを出しやすくなりますよ。




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